お問い合わせ 経営人材

大学の研究を、
事業として社会へ
つなげる。

地方大学の研究シーズと、多様なプロフェッショナルをつなぐ。

最初から転職や起業を決めるのではなく、共感と対話から関係を育てる。

研究者と経営人材がともに未来を描き、大学発スタートアップの創出へ進むためのMPM事業です。

Newsお知らせ

未来を塗り替えよう

About概要

経営人材と大学等の
研究シーズをマッチングし
スタートアップを
生み出します。

Palette by LTSは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」に2024年度に採択され、その成果をもとに2026年度は加速枠に採択された事業です。

大学等で研究されている未来技術を発掘し、経営人材(発起人または経営者として参画する人材)とのマッチングを進めます。これまでの活動から大学発スタートアップ2社が誕生しました。2026年度は活動地域を中四国から東海・九州へと広げ、起業経験者等の専門家チーム(イグニッションチーム)による伴走支援や、海外ネットワークとの接続にも新たに取り組みます。Paletteはスタートアップの創出・成長を積み重ね、地方のスタートアップ創出モデルを構築し、全国へ広げていきます。

  • 個の経営人材に頼るのではなく強みを持ちより“経営人材チーム”を組成することで、実効性のあるマッチングを実現
  • 強い意志を持つ協力者を事務局がまとめ上げ、「エフェクチュエーション※1 」を共通言語に出会い~意思決定を強力にサポート
※1 「エフェクチュエーション」とは、熟達した起業家たちから導き出された思考プロセスのことです。この論理を提唱したのは、バージニア大学のサラス・サラスバシー(Saras D. Sarasvathy)教授です。サラスバシー教授の著書『Effectuation: Elements of Entrepreneurial Expertise』(2008)は、『エフェクチュエーション―市場創造の実効理論』として、2015年に日本語訳されたものが出版されました。以降、ビジネスにおける新しい考え方として注目を集めています。
地方に根ざした“ハブ機関“が産学官の車輪の中心となり、組織的に課題解決にアプローチする“地方モデル“を検証する。
  1. 出会い
    経営人材と大学の研究室・スタートアップが出会い、
    仮マッチングするための仕掛けを行います。
    両者の熱意が伝わるよう、“思い”を引き出す
    コーディネートを実施します。
  2. 関係構築
    出会ったばかりのスタートアップと経営人材をより良好な関係に昇華するために、コーディネーターがスタートアップ・経営人材に伴走し、より深い関係構築となるための支援を行います。
  3. 意思決定
    経営人材のスタートアップ経営参画に係る諸条件を整理し、本マッチング(スタートアップ設立合意)を支援します。不足する専門分野については、別途専門人材をアサインします。

中四国・東海・九州地方のVCや金融機関・経済団体と協力し、
大学を中心としたスタートアップエコシステムを形成することで、
地方から世界を目指すスタートアップを生み出す
「地方モデル」を構築する

地方のVCや金融機関・経済団体と協力し、中四国を中心としたスタートアップエコシステムを形成することで、地方スタートアップ興隆の嚆矢(こうし)となり、日本全体の起業数の底上げに繋げるための体制図

Issue地方大学発スタートアップの構造課題

国や大学による支援制度、研究設備、起業支援プログラムなど、エコシステムの「箱」は全国で整備されつつあります。一方、地方では、その中で活動する起業家・経営人材の絶対数や人的ネットワークが十分ではありません。MPMは、この不足する「人・活動」をエコシステムへ組み込むことを重視しています。

同等の研究力があっても、地方では事業化につながりにくい。必要なのは、都市圏とは異なる前提で設計された経営人材確保モデルです。

比較項目都市部で成立しやすい前提地方の実情
支援対象事業化直前・直後。具体的な事業計画がある。事業化の手前が多い。研究中心で、用途や顧客もまだ曖昧。
求める人材CEO・CFO・CTOなど、機能特化型のCXO人材。事業を共につくる伴走者。専門性だけでなく共感、傾聴、推進力が重要。
契約・関与フルコミット、雇用、業務委託、高い報酬やSO。役割・報酬が未確定。最初から重い契約を結ぶことが難しい。
出会いイベントや紹介が多く、自然発生的な接点が豊富。低密度・地理的に散在。意図的な橋渡しがなければ出会いにくい。

People経営人材の再定義

MPMでは、経営人材を起業経験者やCXOだけに限定しません。スタートアップキャリアに関心のある会社員、事業会社の新規事業担当者、副業・プロボノで知見を還元したい越境人材、Uターン・Iターンを含む地域貢献人材など、多様なプロフェッショナルを対象とします。

01

事業会社のプロフェッショナル

新規事業、営業、マーケティング、財務、組織など、現在の実務経験を転用したい方。

02

越境ワーカー

副業・兼業・プロボノを通じて、自身の知見を社外の挑戦へ還元したい方。

03

地域貢献人材

地元や縁のある地域へ、自身のキャリアを使って貢献したい方。

報酬や肩書より先に、「この技術はすごい」「この社会課題を解決したい」「地元を盛り上げたい」「この先生を応援したい」という共感から始まります。

ModelMPM独自の経営人材確保モデル

地方の研究シーズは、役割や事業計画がまだ定まっていないケースも少なくありません。だからこそ、条件だけでマッチングするのではなく、まず対話し、互いの熱量や相性を確かめ、信頼に応じてコミットメントを深めます。

STEP 01 / ENTRY

緩やかな関係

秘密保持を中心とした低負荷な関係から始め、壁打ちやメンタリングを通じて相性を確認します。

  • NDA等を中心に開始
  • 壁打ち・メンタリング
  • 謝金・プロボノ等
STEP 02 / DEEPENING

副業・業務委託へ

双方の信頼が深まったら、具体的なタスクや役割を定義し、ハンズオン支援へ進みます。

  • 副業・業務委託
  • 用途探索・PoC・資料作成
  • 役割の明確化
STEP 03 / GOAL

経営参画へ

事業化の見通しと信頼関係が整えば、CXO等としてフルコミットする選択肢へ進みます。

  • 役員報酬・SO等
  • 経営判断・組織構築
  • 大学発スタートアップ設立・成長

Seed Stage研究シーズの成熟度に合わせる

研究者を一律に「起業直前」と捉えず、研究中心の発芽前から、用途探索を始めた芽出し、会社設立や資金調達へ進む芽伸びまで、シーズの成熟度に合わせて関わり方を変えます。

A / PRE-GERMINATION

発芽前

適合人材:壁打ち相手・メンター。技術を面白がり、社会的意義を一緒に言語化できる人。

B / SPROUTING

芽出し

適合人材:プロジェクトマネージャー。資料作成や調整をハンズオンで進められる推進力のある人。

C / GROWTH

芽伸び

適合人材:CXO候補・事業責任者。VC交渉や組織マネジメントを含めた経営判断を担える人。

Why LTS研究者と経営人材の間に立つ

LTSは、出会いをつくるだけでなく、研究者と経営人材の間に立ち、言葉・期待・時間軸の違いを翻訳しながら、関係そのものを設計します。

短期目標をつくる

補助金申請、顧客ヒアリング、ピッチ準備など期限のある小さな成果を設定し、共同作業を通じて関係の求心力を維持します。

研究とビジネスを翻訳する

研究者と経営人材の意図、背景、判断基準を翻訳。誤解を減らし、建設的な対話を支援します。

役割を段階的に定義する

最初は壁打ちから始め、信頼関係とシーズの成熟に合わせてタスク・責任・契約を具体化します。

Value今のキャリアを持ったまま、大学の最先端研究や地域発の挑戦に触れ、
小さな関わりから事業づくり・経営参画の可能性を探ることができます。

  • 最先端研究に触れる大学や研究機関の技術シーズに出会い、研究者と対話しながら社会実装の可能性を考えられます。
  • ゼロから事業をつくる用途探索、顧客ヒアリング、事業仮説づくりなど、立ち上げ前のリアルな事業開発に関われます。
  • 経営参画の可能性関係構築を経て、CXO候補、事業責任者、共同創業者として深く関わる道を検討できます。
  • 副業・兼業から始めるすぐに転職や起業を決めず、現在の仕事と両立しながら研究者との関係づくりを始められます。

Entry Flow応募から経営参画までの流れ

01フォームから応募

経験、関心領域、関わり方の希望を入力します。

02オンライン面談

事務局がこれまでの経験や参加動機を伺います。

03経営人材候補として登録

研究テーマとの接点づくりに向けて準備します。

04研究テーマとの出会い

イベントや個別紹介で研究者と対話します。

05関係構築・事業検討

壁打ち、用途探索、PoCなどを進めます。

06経営参画・設立

双方の合意に応じて役割や条件を具体化します。

地方に根ざした“ハブ機関“が産学官の車輪の中心となり、組織的に課題解決にアプローチする“地方モデル“を検証する。

Scheduleスケジュール

2026年度〜

  • 2026. 7 - 2027. 2

    経営人材募集

    大学発スタートアップの経営を通して、自身と事業の成長を目指す人を募集します。スタートアップの代表(CEO)だけではなく、最高財務責任者(CFO)や最高技術責任者(CTO)など、CXO人材も広く募集します。
  • 2026. 7 - 随時

    経営人材面談・登録

    応募いただいた経営人材候補の皆様と面談し、ご経歴やスキル、マインドについてお伺いしたうえで、本事業に参画いただく経営人材として登録します。
  • 2026. 8 - 随時

    マッチング希望ヒアリング

    登録いただいた経営人材の皆様に、興味のある研究分野や固有のスキルをお伺いし、その特性に合わせた研究者とのマッチングを支援します。
  • 2026. 9 - 

    マッチングイベント・
    個別マッチング

    中四国・東海・九州の研究者と出会うイベントや、事務局による個別マッチングを実施します。
  • 2026. 10 - 2027. 3

    関係構築・伴走支援

    マッチングした研究者と経営人材に、起業経験者等の専門家チーム(イグニッションチーム)とコーディネーターが伴走し、事業化に向けた関係構築を支援します。
  • 随時

    勉強会・相談会

    定期的に勉強会と相談会を実施し、研究者と経営人材がよりよくマッチングするための機会を提供します。
  • 2027. 1 - 3

    事業計画レビュー

    マッチングした研究者と経営人材が策定する事業計画のレビューを行い、計画のブラッシュアップを支援します。
  • 2028. 3

    成果報告

    これまでの事業成果を取りまとめて報告し、成果を広く発信します。

Results仕組みをつくり、検証し、事業創出へ

2024年度からの取り組みでは、経営人材候補と研究者の出会いを創出し、関係構築、大学発スタートアップの設立につながる事例を生み出しています。2026年度以降は、中四国・東海・九州へ活動地域を広げ、地方のスタートアップ創出モデルを検証します。

01

出会いを創出

研究者と経営人材候補が互いの関心や可能性を知る接点を設計。

02

関係構築へ

対話、壁打ち、用途探索を通じて、事業化に向けた関係を育成。

03

大学発SU設立

関係構築の先に、実際の会社設立・事業成長へ進むケースを創出。

Case一つの出会いを、経営参画と事業成長へ

CASE STUDY

株式会社マテリアルゲート

研究者が求めていたのは、経営経験だけではありませんでした。研究テーマの可能性を理解し、事業化の手前から共に考え、足りない役割を補いながら動ける人材との出会いが、経営参画と事業成長につながりました。

RESEARCHER VOICE

高知工科大学 林 正太郎 氏のケース

学外の経営人材と出会うこと自体が、地方では極めて困難。最初から固い契約ではなく、人となりを知るところから始められることが、一歩を踏み出す支えになります。

ホワイトペーパー掲載インタビュー・事例をもとに構成。

LTS Track Record全国の現場で、共創と変革を支えてきました

スタートアップ・イノベーション支援

新規事業、事業化支援、スタートアップ支援の知見を活用します。

共創コミュニティの運営

多様なプレイヤーが混ざり合う場づくりと継続運営を支援します。

構想で終わらせない実行力

計画策定だけでなく、関係構築、役割定義、事業化の実行まで伴走します。

Participating
Companies
参画団体・企業

研究機関

中四国・東海・九州地方の大学・高等専門学校

Entryまずは、研究者と話すところから。

どの研究に関わるか、どの役割を担うか、将来起業するのか。
今すぐ決める必要はありません。
「この技術は面白そう」「地方の挑戦に関わってみたい」という関心からで構いません。
まずは、これまでの経験や興味についてオンラインでお聞かせください。

FAQよくあるご質問

応募可能です。新規事業、営業、マーケティング、財務、法務、組織開発など、これまでの専門性を生かして参加できます。一人ですべてを担うことは前提としていません。

全国から応募できます。面談や一部の活動はオンラインで実施します。研究テーマや関係構築の状況に応じて、現地訪問を相談する場合があります。

最初からフルタイムでの参画が必須ではありません。副業・兼業など、現在の仕事と両立しながら関係を始める方法も相談できます。

マッチングする研究者のニーズにより、副業でのコミットメントも可能です。その場合、お勤め先の就業規則等により副業が許可されていることを必ずご確認いただきます。

ありません。COO、CFO、事業開発、営業、マーケティングなど、得意分野と事業課題に応じた役割での参画を検討します。

現在すぐにご応募いただけます。2027年2月末日まで受け付ける予定です。

応募してくださった方がどのような背景や能力をお持ちであるかを把握させていただき、マッチングやトレーニングを有効に行うためのものです。お手数ですがよろしくお願いいたします。

面談はオンラインで受けていただくことができます。

本事業は2028年3月まで継続しますが、研究者とマッチングし経営に参画する意思決定をいただいた場合には、その後も継続的にご参画ください。また、事業期間内でもご事情等で経営人材登録を解消したくなった場合は事務局へご連絡ください。

研究者と経営人材の関係によります。関係構築ができ、オンラインでも意思疎通や情報共有ができるようであれば問題ありません。

研究者の技術を理解し、スタートアップとしてそれを社会に実装していくための様々な起業アクションを取っていただきます。

もし起業に至った場合は、経営人材チームのどなたか、または研究者ご自身など、適切な代表者を立ててください。必ずしも経営人材全員が経営者となる必要はありません。ご自身の能力を生かせるポジションにお立ちください。

地方の大学等ではすばらしい研究が多くなされていますが、それらを社会に実装するための経営人材が不足しています。そのため、経営人材を広く全国から募集し、研究者とのマッチングを行うために本事業(MPM)が創立されました。MPMは全国を対象としていますが、本Paletteは中四国を中心に、2026年度からは東海・九州へも活動地域を広げています。

中四国・東海・九州地方の大学等で技術の研究をしている研究者を指します。

研究者とのマッチングによるスタートアップ創造を目指して本事業に応募する人材です。様々な背景やスキルセットの人材が集まります。

研究者は研究自体に高い専門性を持ち、経営人材は経営に専門性を持ちます。お互いがそれぞれの専門領域に特化することで、最も効果的にスタートアップを創出することができていくという考えのもと、マッチングを進めています。

マッチングイベントやトレーニングイベントの開催、個別のマッチング相談、事業化に向けた伴走支援等を行います。

関係構築期間中は給与等の支払いはありません。関係構築が終わり、関わる研究者がスタートアップ等を設立することとなりましたら、給与等はマッチングする研究者との相談で決めていただきます。なお、関係構築期間中の活動に対しては事務局から僅少ですが謝金をお支払いします。詳しくは面談にてお伝えします。

Contactお問い合わせ

個別のメールへのお返事を
お約束するものではありません。
また、営業・勧誘などに関するメールは
受け付けておりません。
あらかじめご了承ください。

Paletteは、NEDOの「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」を株式会社エル・ティー・エスが受託して実施する事業です。

LTS は“ 可能性を解き放つ ”というグループミッションを掲げ、“人の持っている可能性を信じ、自由で活き活きとした人間社会を実現する”ことを目指しています。

詳しくはこちらから。